- 水性
- 希釈不要
- 耐用年数5年
- 8~10㎡/1ℓ
カンタンなコーティングで、コンクリートをカビ・白華から護ります。
『煌庭 石』はプロの方でもDIYでも、カンタンに使っていただける製品です。
小さな面積ではハケやローラー、広い面積では噴霧器などを使ってコーティングしてください。
コンクリートを水で濡らしていくような感じで、誰でもカンタンにコーティングできます。
水性液剤で不快なニオイもなく、人体・ペット・植物などにも害がありません。
煌庭 石は取り扱いがカンタンな製品ですが、たった一度のコーティングで、ブロックやコンクリートを永く汚れから護ります。
煌庭 石の保護効果
家の外回りでは常に雨に降られるため、コンクリートは汚れや劣化などの発生が早まります。
日頃の手入れはとても大変で、何度も大掛かりな洗浄をしなければなりません。
煌庭 石はコンクリートへの水の浸透をコーティング面で抑えて、内側への染み込ませません。
水が原因でもたらされる様々な問題を解決し、コンクリートの寿命を延ばします。
カビの原因をなくす
雨は大気中の花粉や排気ガスなどの栄養分を含んで降ってきます。
コンクリートは水分と栄養分を吸い込み、カビの絶好の温床を作ってしまいます。
煌庭 石はコンクリートへの水分と栄養分の吸収を防いで、カビの原因をなくすことができます。
白華を防ぐ
コンクリートは水を吸い込むとセメントの白い成分が溶け出し、まるで鍾乳石のように見えることがあります。(白華現象またはエフロレッセンス)
白華は一度発生すると除去が大変であり、キレイに取り除いても再発が多く、とてもやっかいなものです。
白華の問題を解決するために、煌庭 石の保護効果が役立ちます。
クラックを抑える
水分の吸収は、クラック(ひび割れ)の発生にもつながります。
特に冬は、内側に染み込んだ水分が氷になるときに体積が膨張し、クラックの問題を引き起こします。(凍害)
クラックは水分だけが原因ではありませんが、抑止効果は期待できます。
鉄筋を護る
コンクリートを支える鉄筋は水に触れると錆び、強度劣化や爆裂などを引き起こします。
鉄筋の寿命はコンクリートの寿命であるため、絶対に水分を通してはいけません。
煌庭 石は汚れの問題だけではなく、コンクリートの寿命を伸ばすためにも役立ちます。
煌庭 石が使える建材
煌庭 石はブロック・コンクリート・天然石などの多孔質素材をコーティングできます。
水性液剤が建材表面の大きな孔まで深く定着し、水分の内側への浸透を防ぎます。
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ブロック
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土間コンクリート
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ようへき
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天然石材(多孔質)
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セメントレンガ
石以外を選択する建材
以下の建材は煌庭 石が使用できない、もしくは他の製品の方が良い効果が見込める建材です。
よくあるご質問
- 煌庭 石と煌庭 盾、どっちを使えばいいですか? 新しく建てたブロック塀に塗ってみたいと思います。 煌庭の石と盾がどっちもブロックに使えると書いてありますが、違いはあるのでしょうか? よろしくお願いします。
- 煌庭をコーティングしたあとで、高圧洗浄をかけても大丈夫ですか? コーティングが取れてしまったり、効果がなくなったりしませんか?
- 駐車場の土間コンクリートにも使えますか?
- 煌庭 浄の詳しい使用方法について教えてください。
- 煌庭を使って、滑りやすくなったりしませんか?
- 煌庭 石をコーティングする方法で、ベストな方法はありますか?
- 煌庭で白華(エフロッセンス)をキレイに取ることはできますか?
取扱方法・注意
『煌庭 石』はブロック・コンクリート・モルタル・多孔質の天然石材などを保護するために設計された水性液剤です。
事前準備
コーティングの前に必ず念入りに洗浄し、十分に乾燥させてください。
煌庭 石は建材のわずかな細孔まで奥深く浸透する製品です。
建材が濡れてしまっているときにコーティングすると、耐用年数が極端に落ち込む恐れがあります。
チリ・油分など汚れが特にひどい場合は、中性洗剤などを用いて念入りに落としてください。
特にカビの汚れを除去する場合は、カビ菌を根元から除去するために『煌庭 浄』の利用をオススメします。
養生
コーティングしない箇所への飛散や汚染を防ぐため、マスキングテープや養生シートなどを用いて適切な養生を行ってください。
コーティングしない箇所に誤って液剤を付着させてしまった場合、素早く拭き取ることによって風合いは変わりませんが、水に濡れた場合は保護する効果が出ることがあります。
アルミ・ガラス・車のボディーなど、浸透性のないものには煌庭 石は定着しませんが、紫外線によって変色する恐れがあるため必ず養生して下さい。
万が一飛散した場合は直ぐに拭き取って下さい。
植物への悪い影響はありませんが、必ず養生して下さい。
人体の保護
煌庭 石は人体に無害ですが、取り扱い時には保護メガネ・マスク・ゴム手袋などを使用してください。
万が一目に入ったり皮膚に付着した場合は、直ちに水でよく洗い流してください。
異常を感じるときは医師の診断を受けてください。
コーティング方法
希釈はせず、原液をそのまま使ってください。
使用の前に、ボトルを2~3回軽く振ってください。
建材の風合いをそのまま残すよう設計された製品ですが、液剤に混入している薬品等によって予期しない反応が出る場合があります。
必ず目立たない小さな範囲でテスト塗りをして、質感をきちんと確認してから、全体をコーティングするようにしてください。
ハケ・ローラー・スプレーなどを用いて、建材表面に水を塗るような感覚でコーティングしてください。
施工目安は1ℓあたり8~10㎡ですが、水分吸収率の高い素材、表面に凹凸のある素材は、目安量より塗面積が少なくなります。
素地の吸い込みが強い場合、2回コーティングしてください。
2回目は、1回目にコーティングした面がわずかに乾いたとき(完全に乾燥してしまう前)にコーティングしてください。
素地の吸い込みが弱く、規定量が浸透しない場合は、表面に残った液剤を拭き取ってください。
夏場の素地の表面温度が高いときに作業すると、直ちに水分が蒸発してしまって液剤が深く浸透しない恐れがあります。
推奨される表面温度は5℃から35℃の間です。
コーティング終了後24時間ほどは、雨水にさらされないようにご注意ください。
乾燥前に濡れてしまうと、耐用年数が極端に落ち込む恐れがあります。
保管方法
予期せぬ液漏れを防ぐために、ボトルは必ず立てて保管してください。
保管している液剤が凍結すると性能を損ないます。氷点下にならない場所で保管してください。
長期間の保管に関しては、液剤に含まれている成分は劣化しませんが、水分が腐敗し不快なニオイを発することがあります。
開封後は冷暗所に保管いただき、なるべく早めにご使用ください。
注意点
煌庭 石は建材の表面にある孔より深く浸透し保護しています。
コーティング直後は水を弾く効果(撥水)が見られますが、この効果自体を目的とした製品ではありません。
水に濡れると表面に染みが出ますが、建材を保護する効果は失われていません。
耐用年数は5年ですが、常に良い状態を保つためには3年ごとのコーティングをオススメします。
備考
素焼レンガ、植木鉢など、素焼素材には『煌庭 煉』をご利用ください。
大理石・御影石・石英岩などの地層から切り出した石材には『煌庭 鏡』をご利用ください。
油分の汚れも心配な部分には『煌庭 鏡』をご利用ください。
排気ガス・工場のばい煙・樹木の近くなど、より強い汚れが心配な部分には、煌庭 石をコーティングした上で『煌庭 盾』を使用すると、より強力な防汚効果が期待できます。